犬
なんだか忙しくしていて彫刻刀を握る暇がありません。
よそのネコさまとか妖怪なんか(なんか!?)彫ってるんならうちの犬を彫れと身内から言われていましたのでいよいよ彫りました。
オーストラリアン・ラブラドゥードルという長~い名前の犬種の、2歳のぴょんぴょんしている犬なのですが、いつも写真に撮っても毛にまみれて目も映らないし苦労して彫ったらアニメのキャラになってしまいました。
なんだかドラ◯もんと映画に出てきそうな‥。
正直、犬は物心ついた頃から家に居て、ずっと顔を見てきたせいか、人間のように表情や振る舞いも感じてしまいます。なのでいざ、絵に描いたりするとすごく普通に動物の造形をしていてびっくりしてしまいます(本犬たちも、時々鏡を見てびっくりしてるんじゃないでしょうか)。まあそれは、犬に限らず猫だってそういう「自己像人間化」層はいるでしょう。
ところで今更妖怪萬画という本を買いまして、「百器夜行」(身の回りの道具が妖怪化してる)というシリーズにびっくり仰天尊敬の感涙を流しまくっています。動物に人っぽさを見つけてしまうというのは万国共通かなと思いますが、道具まで生き生きしているのには本当に驚きます。