目目蓮
こ、これは一体なんなのか…
鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』に出てくる、目目蓮でした。
あまりの不出来さに今回は本家画像を掲載いたしました。タンスなんだか障子なんだか…。
目をいくつも彫らなければならなかったので、プレッシャーで投げ出しそうになりました。そして終えてみると、手直しするのもうんざりするような出来なのでした。涙
目目蓮は、いつもの風景に目がぞろっと見ている、という妖怪で、ものすごく異物に出会うというよりも、日常の延長が少し改変されただけでぞっとするような体験になる というところが気に入っています。
石燕の描く、朽ち果てた建具の表現もとても美しくてお気に入りなのですが、再現に至らず!無念。次回別の妖怪でリベンジ頑張ります